国際ガールズデー企画 映画「ピリオドー羽ばたく女性たち」 鑑賞会&トークセッション
開催日・開催時間
日時:令和2年10月11日(日)午前10時00分~11時30分会場:あいホール 1F ホール
対象
どなたでも事業報告
国際ガールズデー企画
映画「ピリオドー羽ばたく女性たち」
鑑賞会&トークセッション
日時:令和2年10月11日(日)午前10時00分~11時30分
会場:あいホール 1F ホール
毎年10月11日は国連で「国際ガールズデー」として
「女の子の権利」や「女の子のエンパワーメント」の促進を
広く国際社会に呼びかける日です。
世界には女の子であるためにいまだその人権が軽視されている国があります。
インドの田舎の村で、女性たちの自立を促そうと立ち上がる人々を描いた
ドキュメンタリーを上映し、女の子たちの現状を知ることで、
私たちに何ができるのかを考えてみました。
1) 映像上映(25分)
まずは映画『ピリオドー羽ばたく女性たち』を鑑賞しました。
インドの田舎の村で、機械を導入して安価な生理ナプキンを製造することで
生理への悪いイメージを払拭し、女性たちの経済的自立を促そうと
立ち上がる人々を描いたNetflix製短編ドキュメンタリーです。
2019年・第91回アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞を受賞しています。
2)トークセッション(90分)
映画上映後にトークタイムを設けました。
インド出身のゲストを迎え、現状を聞き、映画の感想などを語り合いました。
10歳以下から70代まで幅広い年齢層の方に参加していただけました。
上映終了後のインド女性とのトークセッションには来場者のほぼ全員が参加し、
活発な質疑応答が行われました。
「インドでは女性が大学に進学するのは都市ではそれほどでもないが
地方では大変なところもある。」
「インドの因習であるダウリー(結婚する妻の家から夫の家に対してする
贈り物)は50年以上前に法律で禁止されたが、今でも地方には残っている。」
「インドではお見合い結婚が主流で、離婚率は低い。」
「日本に駐在するインド人の中では、子どもの教育と安全のために、
インドではなく日本で育てたいと思っている親もいる。」
「生理用品が開発されて女性は活躍しやすくなった。」
という話を聞きました。
また、講座後のアンケートでは、「知らない世界を見て、考えて、
意見交換できて、充実した時間だった。」
「国際的な視点を持つ必要性を感じた。世界を知ることで、
自分たちがいかに恵まれているか、世界の問題を知る事が大切だと感じた。」
「映画と紐づけて、インドの女性の事や、日本の女性のことを考えられて
よかった。」などの感想が聞かれました。
映画鑑賞会を通して、来場者に世界で起きていることを知り、
考えてもらうきっかけになったのではないかと思います。
今後もぜひ継続して開催し、世界で起きていることを知る機会を持ちたいとの
希望があったので、今後も継続して開催することを検討したいです。
今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために席との間隔を空けて
開催しました。次回以降も様子を見ながら開催していきたいです。
皆さんご参加ありがとうございました!