令和4年度「はままつ女性カレッジ」~私のコトはみんなのコト もっと広がれ!私の世界~前半
開催日・開催時間
第1回9/2 第2回9/9 第3回10/7 第4回10/21 第5回11/4 第6回11/18 第7回12/9 第8回12/16 第9回12/23 第10回R5 1/20 第11回2/3対象
20~40代 女性事業報告
はままつ女性カレッジ 前半レポート
「はままつ女性カレッジ」は、自分ゴトを社会的事象と捉え、男女共同参画の視点でその課題解決を目指す手法を学び、地域やPTA、審議会等あらゆる分野で活躍できる人材を育成することを目的としています。第9回となる今年度の様子をレポートします。
第9期のはままつ女性カレッジは、静岡県立大学国際関係学部の犬塚協太教授の講義『男女ともに自分らしく輝ける社会って?~男女共同参画って何だろう?~』からスタートしました。
・自分の中の無意識の偏見に自覚的になろう
・性別役割分業とは社会的に作り出されたものである
・実現への第一歩はアクションを起こすこと
男女共同参画について、先生の熱い思いがぎっしり詰まった講義でした。
初回のため、受講生は緊張の面持ちでしたが、先生のお話に熱心に耳を傾けメモを沢山とっている姿が印象的でした。
「男女共同参画って何?って子どもに聞かれたときに少し伝えられる気がしました。」との感想がよせられました。
2回目以降は、静岡大学学術院の笹原恵教授をアドバイザーにお迎えして、講義が始まりました。自己紹介では、前回の講義の感想や自分の関心事を話すことにより、どんな思いでカレッジの参加を決めたのか、お互いを知る時間ともなりました。
また、今年の受講生に向けて、前年度修了生の細野亜里砂さんが『成果発表会までの取り組みについて』発表し、5か月間のスケジュールを提示しながら、大変な作業もあるけれどグループメンバーと補い合いって取り組むことができると経験談をかたってくださいました。
グループ決めはフリーディスカッションをしながら興味関心のあるテーマについて希望をとりながら、最終調整をして決定します。
笹原先生からは、どんなテーマにするかが最重要ではなく、大切なことは皆で向かっていくこと、他の人がどんな事を考えているのかを知ること、とアドバイスがありました。様々なメンバーが集まる女性カレッジでは、多様な視点・意見に触れることができるのも醍醐味です。
「色んな人の意見を聞くことで今まで見えてこなかった部分が見えてくるような気がします。」
「私達も子ども達の憧れになるには、どんな生き方をしたらいいのかなと考えました。」
などの意見が聞かれました。
また、調査に向けて受講生が持ち寄った問いやテーマに対して、どのような内容にしていくか、抽象的な問いをより具体的な視点にしていくために、「誰に」「何を聞いて」「何を明らかにするのか」といった丁寧なアドバイスがありました。自分たちが知りたいことは何か、という最初の疑問にかえることも。一つひとつ紐解いていくと、どのような調査にするかが見えてくるように思います。