令和5年度 若者キャリアデザイン講座 理系でGo!!シゴトのゲンバ in ヤマハファインテック ~自分らしいキャリアを描こう!~

開催日・開催時間

令和5年 7月25日(火)14時~16時

対象

浜松市内在住在学の中学生、高校生

事業報告

ジェンダーにとらわれず自分らしいキャリアを描くことの大切さを伝えたい、好きなことや興味のある分野に進学や就職することを応援したい。今年のあいホールの若者キャリアデザイン講座は、女子学生だけでなく男子学生も対象に、ヤマハファインテック株式会社のご協力を得て開催されました。

浜松市内の中学や高校から女子学生10人と男子学生10人の20人が参加しました。

ヘッドセットと帽子をかぶり工場見学ツアーからスタートです。
普段一般の人が立ち入ることができない現場を、リチウム電池の漏れを検査する装置などの説明をうけながら見学をしていきます。

広々とした整理整頓された工場内を見学して、「工場は騒がしく、散乱としているイメージでしたが、今回の見学を通じて、工場に対してのイメージが変わりました。」との受講者の感想が寄せられました。

 

次に技術職の女性社員の3人によるお話がありました。

「もの作りが好きで学んだ化学が活かせるかもしれない」と理系職種を選んだ理由、「開発リーダーの仕事はどのようなことか」、「実際に働いてみて大変なこと」など、年が近く身近に感じられる先輩からお話を聞くことができました。

 

 

「体格や性別などの理由で立ち止まる必要はない。周りもそのことを理解してくれているのでできないところは助けてもらい、できることがあれば助けることで仕事はできる。」と興味があるならチャレンジすることが重要と伝えられました。

 

 

交流会では3グループに分かれて学生から次々と質問が出ていました。

・仕事で嬉しかったことは何ですか。
・学生のうちにやっておくことはありますか。
・理系に進んでよかったことは何ですか。
・女性がいることで変わったことはありますか。

「今後どのような仕事をしたいですか」との質問には「管理職になってみたい」との回答がありました。また、「女性がいることで変わったことは」には「年上の男性に新しい考えを知ってもらうことができる」との回答があり、リーダーという立場で性別や年齢に関係なく仕事ができ、管理職を目指せる職場があることを知りました。

 

講座後のアンケートでは、前向きな嬉しい感想をいただきました。

・性別にとらわれずに就職できる職場っていいなと思いました。
・初めて参加させていただいたが、工場見学や交流会が新しい発見が多く、とても楽しかった。
・自分は教育学についてしか興味がなかったが、理工の仕事についても興味がわいた。
・交流会が楽しいと感じた。いろいろ自由に質問できるところがよかった。
・将来の職業について新しい視点で考えられた。
・がんばれば何でもできる!!!という事が分かった。

仕事をするのに性別は関係ない、自分の適性や好きなコトを選択してそれが受け入れられている環境があることを受講生に伝えることができました。
皆さんの将来のやりたいことを見つける、進路選択のお役に立てたのではないでしょうか。

 

ご協力いただきましたヤマハファインテック様の皆さま、本当にありがとうございました。
あいホールではこれからも自分の好きなことや興味があることを仕事にする学生を応援していきます。