令和5年度　リプロダクティブ・ヘルス/ライツ公開イベント「生理のこと気軽ni学ぼう」

令和５年度のリプロダクティブ・ヘルス/ライツ（性と生殖に関する健康と権利）のイベント「生理のこと気軽ni学ぼう」は、市民のみなさんに広く知ってもらうためにあいホールを飛び出し、第1弾は8月5日（土）遠鉄新浜松駅はままちプラス、第2弾は静岡文化芸術大学の大学祭「碧風祭」で実施しました。
8月5日（土）の新浜松駅はままちプラスでのイベントは、夏休みということもあり親子連れや、買い物中に立ち寄ってくださる方など、多くの方の来場がありました。生理用品の展示コーナーでは家族連れのお父さんも熱心に説明に耳を傾けてくださいました。お話を伺うと、普段から家族で生理のことを話しているとのことでした。家族など、身近な人と体調について気軽に話せるのはいいことですね。

今回は、企業さんや団体さんにもご協力いただき、女性の健康情報や試供品の提供、レッドリボンの啓発ブースも設けた他、恋愛キョリ測®や、国際協力NGOジョイセフ監修の、性と恋愛のライフスキルを身につける学習キット「ILADY CARD」の体験コーナーを設けました。恋愛キョリ測®では自分の恋愛傾向を知り、「ILADY　CARD」の体験コーナーでは、生理がある人もない人も、自分や周りの人の生理との付き合い方について考えるきっかけになったのではないでしょうか。

出前イベント第2弾「生理のこと気軽ni学ぼう＠碧風祭」は、11月4日（土）に静岡文化芸術大学の大学祭「碧風祭」にお邪魔して実施しました。大学祭ということもあり、学生さんをはじめ、ご近所の小学生から大人まで幅広く来場していただきました。生理用品の展示コーナーでは、普段生理用品を使うことがない人も興味をもって多くの質問をしてくれました。「こんなにたくさんの種類があるなんて知らなかった」と驚きながらも、熱心に聞き入る姿が印象的でした。碧風祭のイベントでも来場者の方とたくさんお話ができ、生理について学んでいただけたのではないかと思います。

「生理のこと気軽ni学ぼう」では、はままちプラスと碧風祭で合わせて300人を超える方に来場いただきました。自分の体と上手につきあい、健康に過ごすことは自分らしく生きることにもつながります。あいホールでは、これからも生理を中心とした健康に関する正しい知識を持ってもらえるよう、イベントなどを実施していく予定です。