令和４年度　「貯められる夫婦になろう ！～3つの財布から考えるお金の話～」

「お金の話ってなんだかしづらい。でもホンネはもっと話したい。」
そんな声にこたえて、夫婦でお金の話をするきっかけになればと思い
特定社会保険労務士でファイナンシャルプランナーの小田切克子先生に夫婦で貯めるための考え方を教えていただきました。
土曜日ということもあり、夫婦でご参加いただく方も何組かいらっしゃいました。

はじめに、小田切先生は、「結婚は会社経営と同じ！」として財務状況（家計）を共有することの重要性をお話しされ、その後、心も財布も幸せになるための３箇条や「人生３大支出」である「教育・住宅・老後」についてどう貯めていくのかについてのポイントを教えてくださいました。
それから具体的な数字を用いて説明し、自分たちの年齢や子どもたちの年齢を記入して、出費のいる時期と貯める時期を見える化したことで、お話の内容が一気に現実味を帯びていきました。

最後は、参加者同士で感想や我が家の状況などをシェアしました。
「お金のことは言い出しにくい」という声もあり、やはり皆さん同じことを考えているのだなと思いました。

講師からは、お金のことを言い出しにくい夫は「男性は稼ぐもの」「妻にお金の心配をさせない」というジェンダーの思い込みがあるのでは、という指摘とともに、年末年始には源泉徴収を見せ合うなど、お金のことを話すきっかけがたくさんあるので、ぜひこの機会にお金について話してほしいとお話されました。

この講座をきっかけにお金について対等に話せる夫婦が増えることを願っています。