理系でGO!!2020シゴトのゲンバめぐり 未来のジブンを見つけようinヤマハ発動機 報告
開催日・開催時間
令和2年11月3日(火)10:00~12:00
対象
浜松市在住または市内の学校に在籍の女子学生(中学生以上)事業報告
実施報告 理系でGO!! 2020 シゴトのゲンバめぐり 未来のジブンを見つけようinヤマハ発動機」
理系をめざす女子学生さんを支援するあいホール理系講座。今年はヤマハ発動機さんのご協力を得て、磐田市の本社にて開催しました。中学生9名、高校生5名、合計14名の女子学生さんが参加してくださいました。
講座は企業ミュージアムの見学からスタート!バイクのイメージが強いヤマハ発動機ですが、車椅子や産業用無人ヘリコプター、学校用プールまで作っていることを知り、その事業分野の幅広さに皆さん驚いていました。
見学の後はヤマハ発動機の女性活躍推進の取り組みのお話。ヤマハ発動機は社員の9割が男性、特に技術系では男性比率が非常に高いとのこと。しかし、託児所開設や各種制度、研修の充実を進めて、女性が働きやすい、多様性が尊重される職場づくりを目指しているそうです。新卒採用でも女性技術者が少しずつ増えているんですって!
また、90年代からの女性の働き方、考え方の変化を4つのステージに分けて、説明してくださいました。
(第1ステージ)結婚、妊娠で退職することが主流であった時代
(第2ステージ)育児と仕事の両立を進めた時代
(第3ステージ)女性にキャリアの意識、男性にWLBの意識を求める時代
(第4ステージ)仕事や家庭、生き方に性別の概念がなくなり、能力に合わせていきいきと自分らしく働ける男女共同参画社会
「これから先は第4ステージ、女性が自分らしくいきいきと楽しく働ける職場を目指しています」というメッセージに参加者は熱心に聞き入っていました。
後半の交流会では、船、ロボット、プレスの各分野で実験や設計、製造技術に携る3
人の20代技術系女性社員さんとグループに分かれての交流会。参加者は先輩たちにさ
まざまなギモンをぶつけていました。例えば、
Q 職場に女性が少ないと困ることはありますか?
Q 仕事をしていてうれしい瞬間は何ですか?
Q 自分の興味のあること、好きなことを見つけるにはどうすれば?
Q.理系に進んで良かったことは?
Q・学生のうちにやっておくことは?
Q.理科が苦手。おすすめの勉強法は?
Q.人付き合いが苦手。どうすれば?
…などなど。
皆さん、「好きなこと、興味を持ったことに思い切り挑戦することが大事!」という前
向きなメッセージを先輩たちから受け取っていました。
講座後のアンケートでは全員が「満足」と回答。
「文系か理系かはっきりしていなかったので、お話を聞けて良かった」
「女性でも男女関係なく働くことができることが分かった」
「女性として働くことに以前より前向きな気持ちになった」
などの嬉しい感想をいただきました。
素晴らしい機会を提供してくださったヤマハ発動機の皆様、本当にありがとうござ
いました。今日参加した皆さんが将来について考える時、今日の講座が役に立つこ
とを祈っています!