令和３年度リプロダクティブヘルス&ライツ講座　「私のカラダとの付き合い方～知ることから始めよう『生理』を学ぶプロジェクト」

今年度のリプロダクティブヘルス&ライツ講座は「私のカラダとの付き合い方～知ることから始めよう『生理』を学ぶプロジェクト」として、女性の身体や生理について学ぶ機会となりました。女性だけでなく、男性の参加もあり、このテーマへの関心の高さがうかがえました。

第１部では６月に実施した「はままつの生理を学ぶプロジェクト」の報告会を実施するとともに、最新の生理用品の展示をしました。ここ数年、生理用品も新しいものが続々と発売され、最新の生理用品は生理でもより快適に過ごせるような工夫が凝らされています。それらを実際に手にとって、講師、参加者、スタッフとで意見交換をしました。

第２部のトークセッションでは受講者から生理に関する困りごとや悩み、質問が寄せられ、浜松市助産師会会長の齋藤由美さんが丁寧に答えてくださいました。

受講者からは「今日講座を受けて本当に良かったと思います。出産の有無に関係なく、自分の体を知って、快適に生きていくために生理の知識を得ること、生理を恥ずかしがったり隠したりしないことがすごく大切だなと気づきました。生理にオープンであると淑やかじゃないような感じがしていましたが、そんなことないなと今は思っています」「生理について、自分が毎月経験しているにもかかわらず、意外と知らないことがたくさんありました。生理用品も知らないものがたくさんあり、とても参考になりました。不安な事や悩みがあったとき、相談できるところがあるというだけで、とても安心できました」などの声が寄せられました。

この講座で男女問わず知識をアップデートし、多くの人が生理についての正しい知識をもち、より快適に毎日を過ごすことができるようになればうれしく思います。