令和3年度「はままつ女性スクール」～新しい私の生き方に出会う3日間～

今年で5回目となる大人気の講座「はままつ女性スクール」が開講されました！

全3回の講座を通して、少し未来の「ジブン」のことを考え、「新しい私」に出会って頂けたらと思い、「新しい私の生き方に出会う3日間」というサブタイトルにはそんな思いを込めました。

３日間の講座は、軽い体操で体をほぐしたり、読書に集中したり、同じような悩みを持つ女性とお話して交流しました。カラダもこころもリラックスしてこれから自分の生き方やキャリアを思い描きます。

第1回は小野崎あゆみさん（健康運動指導士）を講師に迎え、
「カラダほぐしでリラックス」です。

ご自身の子育ての経験もふまえ、産後のカラダの仕組み、こころの不調は女性ホルモンのしわざなどとても分かりやすく、お話に引き込まれました。買い物の支払いを待っている間や洗い物をしている一瞬でも骨盤をたて姿勢を意識するなど日常でも活用できそうなものばかりです。

講義のあとには交流会も行い、グループに分かれて皆さんの思いを話しました。

受講生からは「自分の体をもっと大事に維持していきたいと思いました。それから、悩んでいるのは自分だけじゃないと知りました。色々なママさんと交流したいと思います。」という感想もいただきました。

第2回は池谷由美子さん（あいホール図書コンシェルジュ）の「リフレッシュ読書タイム&交流」です。

パパの育休中の体験、家事大変問題勃発、しかるってむずかしいなど10冊の本が紹介され、新しい本との出会いがありました。子育て中の女性の日常を描いた絵本・詩の読み聞かせもあり、大人になってからの読み聞かせがとてもこころに響きました。交流会では読んだ本が自分にあてはまって共感したこと、様々な考えにふれたことなども話しました。

「子どもから離れた自分だけの読書の時間を頂き、自分と向き合う贅沢な時間でした。素敵な本はたくさんあるはずなのに、普段は素通りしてしまっています。スキマ時間を利用して読書をする時間を持つことも大切だな、と感じました。とても有意義な講義でした。」などの感想もいただきました。

あいホール図書館では紹介した本も貸し出し可能です。多くの受講生が本を借りてくださいました。

第３回は道喜道恵さん（経営コンサルタント、NPO法人浜松男女共同参画推進協会理事長）の「これからのジブン、なりたいジブン」です。今日は、「ジブン」のことを考えてみようと、これからどうするか？どうしたいのか？時間の管理、長期的な視野を持つ、できることできないこと、家族年表など、女性カラダは年齢によって変化することもふまえ、「具体的」に書き出してみました。

なかなか書けない欄もありましたが、講師とお話しすると明確になり気づくことがありました。「見える化」することでやってみようという気持ちがわいてきました。

「家でできそうなことですが、実際こういう場を提供していただいたことで、意欲的にとりくめたことがとてもためになり嬉しい気持ちでいっぱいです。」との感想をいただきました。

9月からのステップアップ講座「はままつ女性カレッジ」に約半数の方が進み、学びを深めていきます。一歩を踏み出した受講生たちをこれからも応援していきたいと思います。