令和7年度 ジェンダーめがねで見てみようPart1「はて?孫育てこれでいいの?~みんなが幸せになるために 自分も孫もママパパも~」

開催日・開催時間

令和7年9月27日(土)10時~12時

対象

孫に関わる祖父母(概ね小学生までの孫)

事業報告

共働き家庭の増加により「孫育て」をする祖父母の皆さんも増えてきています。
親が働いているのだからその子を祖父母が世話をする「孫育て」は当たり前と思っているかもしれません。でも「はて?これでいいの?」と思うことも多いはず。
今回は孫育てをしている方を対象に、自分も孫もママもパパも幸せになるためには、どんなことを大切にすればいいかを学び、考える講座を開催しました。

 

 

 

 

 

 

 

講師は浜松市助産師会の齋藤由美さんです。齋藤さんの講義は親しみやすく楽しい雰囲気で進んでいきました。
齋藤さんからは、「体力的・予定的に自分に無理をして孫の世話を引き受けるのではなく、出来ることを出来る範囲ですること」「自分自身も大切にすること」「孫の親と祖父母間でのコミュニケーションが孫育てにおいても大切であること」などのお話がありました。

 

 

 

 

 

祖父母は子育ての最大の応援団であり、無理しすぎず、できる範囲で、家族とのコミュニケーションをとりながらサポートしていくことの大切さを知ることができたと思います。

後半はグループに分かれ、孫育てで難しい・大変と感じることや、もっとこんな風に孫育てが出来たらいいなと思う事などをテーマに参加者同士で話しをしました。

 

 

 

 

 

参加者のお話の中では、「今と昔とでは子育てに違いがあり、戸惑いがあった。」「子育てのやり方でつい余計なことを言ってしまうことがある。言いたいけれど言えないこともある。」「頼られてしまうと、自分の予定に無理をして孫を預かってしまう。」「孫がケガしないか心配で孫の希望に合わせるのも難しい。」
など孫と関わる祖父母の皆さんのさまざまな本音が語られました。

受講後のアンケートでは
「コミュニケーションをとって孫育てしていくことの大切さ理解した。自分の用事も行っていきたい。」
「色々な方の話を聴け、もっと楽しく孫育てをすることに参考になりました。」
「グループで色々な悩みを話し合えて、とても有意義な時間を過ごせました。孫育てに対する気持ちも頑張らないで楽しんでやれば良いと思いました。」
「じいじばあばも悩んでいるので、話す機会をもっと作ってほしい。」
などといった声をいただきました。

家族だからこそのコミュニケーションの難しさがあると思いますが、今回の孫育て講座が、家庭間でよりよいコミュニケーションが生まれていくヒントとなれば嬉しいです。