令和3年度 森散策付!家族で楽しむ森の時間  森林環境教育LEAFから見える森の姿

開催日・開催時間

日時:令和3年12月4日(土)午後2時~午後3時半
会場:静岡県立森林公園 バードピア浜北 創作展示室
(静岡県浜松市浜北区尾野2597-7)

対象

小学生以上の女の子を含む家族グループ(友人・知人可能)
中学生以上は子ども同士の参加も可能

事業報告

第3次浜松市男女共同参画基本計画の重点項目に農林水産業・商工業等における女性の参画促進が挙げられています。現在、林業は環境問題や環境教育など幅広い分野と繋がり、注目されている分野です。

そこで今回は、静岡県の天竜で活動するフリーのフォレスター、MORI・IKU代表の山田真弓さんに、森や林業の今を語ってもらうことにしました。参加者は、小学生以上の女の子を含むグループ参加とし、若いうちから森や林に興味を持ってもらい、将来的に林業の仕事にも興味をもってもらいたいという思いから、講師が取り組んでいる森林環境教育LEAFのプログラムの一部をワークショップ形式で行いました。

 

山田さんは、北欧で始まり世界28ヶ国で実施されている森林環境教育プログラム「LEAF」の実践、天竜材や森の素材を活かしたワークショップ、森林所有者のサポートを行い、森の楽しさや大切さを伝える活動をしています。

 

当日は、バードピア浜北に集合。すぐに冒険の森へ移動しました。
最初は、まつぼっくりを使ったゲーム。チームに分かれて得点を競います。
初対面でしたが、子どもたちはすっかり仲良くなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、森を散策し、森の音を聞き自然を楽しみました。
ゲームをして交流をした後、採集した葉や木の実を画用紙に貼り付けて、制作を行いました。
大人も子どもも夢中で作っていました。

座学だけではなく、見て触れて実感することにより、林業についてより深く理解し、身近に感じてもらえる機会となったのではないかと思います。
ワークショップ後は森林環境の現状とこれからの課題について、クイズや具体例を挙げながら解説していただきました。
子どもにも充分理解できる内容となっていました。

森林環境教育に取り組む思い、仕事として森と関わる厳しさ、大変さ、面白み、醍醐味などを話していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

講座後は参加者の子どもたちから山田先生に質問と感想が渡されました。
「森の大切さを改めて感じました」「先生の好きなお花はなんですか?」など森にちなんだ話題がたくさんでました。

大人の参加者からも「森の大切さをわかりやすく教えていただき嬉しかった」「自然の中で遊ぶ楽しさや、森や木のことを知ることができてとても勉強になった」などの感想が寄せられました。

 

これからの林業、森との関わりについて考えてもらう最初のステップとして、良い機会となったのではないでしょうか。
みなさん、ありがとうございました!