令和5年度 「はままつ女性カレッジ」~学ぶって楽しい「私」を更新する!~ 成果発表会

開催日・開催時間

第1回9/1 第2回9/8 第3回9/22 第4回10/6 第5回10/13 第6回10/20 第7回11/17 第8回11/24 第9回12/1 第11回R6 1/19 第12回2/2
いずれも 10:00~12:30

対象

20~40歳代の女性

事業報告

第10期はままつ女性カレッジの集大成『成果発表会』が、2月2日(金)にあいホールで開催されました。

自分の中の小さな疑問から出発したカレッジでの学びを、「成果発表」という形にまとめあげた受講生たちは達成感でいっぱいの様子でした。

1グループは、「女性が仕事と家庭の両立を実現するための職場環境にかかわる諸制度について」をテーマに発表しました。

女性が働き続けやすい企業や制度とは?の疑問点から出発し、仕事と家庭の両立を実現するための制度を取り入れている企業の代表者と従業員双方へインタビューを依頼し、調査しました。
テクノロジーの発達により、テレワークやフレックス制を導入した柔軟な働き方は、子育て世帯の妻や夫にとってはメリットがあることがわかり、そのような労働環境を整備していくことの必要性が伝わる内容でした。
また経営者の、従業員を大切にしたいといった信念等に触れ、その気持ちが「働きやすい職場環境」へと繋がっていることもわかる調査となりました。

   

2グループは、「子育て中の女性のフルタイム再就職活動について」をテーマに発表しました。

カレッジ生自身の身近な困りごとから出発し、なぜ女性はキャリアを中断するのか、どのようなタイミングで再就職するのか、再就職活動の実態は?と調査テーマを絞っていき、出産後の女性の再就職活動についての課題や実態を調査しました。
実際のインタビューや調査を通して、子どもの年齢が低くても再就職を実現できるケースはあり、そのための公共サービスがあることや、家族や夫の協力と理解は不可欠といった分析がまとめとして発表されました。

その後は浜松市市民部 UD・男女共同参画課河合課長より第10期はままつ女性カレッジの修了証書が授与されました。

   

修了後のアンケートより

「違うキャリアをもつメンバーでテーマを決めることは難しく感じた。しかし少しずつお互いの意見をすり合わせていく過程はとてもやりがいを感じた。」
「調査、設計、項目を作るのに苦労した。先生が丁寧に添削をしてくださったので形になった。」と率直な感想が聞かれました。

女性が社会の中で感じている言葉にならないモヤモヤ感を言語化して整理し、丁寧に調査をした第10期のメンバーの皆さん。今後は自分の生活に直結しているフィールドで活躍されていくことを願っています。