令和元年度はままつ女性ラボ~しなやかなリーダーシップを学ぶ3日間~

開催日・開催時間

開催日・開催時間:
①令和2年2月 7日 (金)②令和2年2月14日(金)③令和2年2月21日(金)
①②③10時~12時半

対象

対象:浜松市在住、在勤の女性

事業報告

今年もはままつ女性ラボが開講しました!
はままつ女性ラボは、地域課題に対して考えを深め、広い視野を持ち、
論理的に意見を述べる力をつける女性リーダーの養成を目指した講座です。

今年のテーマは「しなやかなリーダーシップを学ぶ3日間」

そろそろ職場でも先輩、リーダーを任される年齢だ。どうしたらいいのか。
来年度はPTA役員から逃げられない・・・どうしたらうまくやっていけるの。
子育てサークルを立ち上げたけど、どうしたら仲間をうまく巻き込めるの…。
そんな方に、少しでも自信をもって活動してもらえるために企画しました!

早速実施レポートです。

第1回目は「もっとロジカルに!思いを伝えるトレーニング」
講師は今年も女性起業家支援で経営コンサルタントの道喜道恵さんです。
道喜先生のロジカルプレゼンテーションは3年目。毎年大人気の講座です。
今年は着物で登場です!!

今年は2020年と節目の年ということで、道喜先生お手製の将来年表をみながら
これからの10年、20年について予測してみました。
浜松市も人口推計でも区によって人口構成も変化がみられます。
数字を読み解きながら自分たちの将来を考えていきました。

そして、ロジカルプレゼンテーション。
今年は、個々に自分の問題を取り上げて、テーマ、課題、原因、解決策、効果を考えてみました。

受講生からは、
「日頃の会話でも主観的に話していることが多いので、論理的に考えるようにしたい」
「序論・結論など論理的なプレゼン方法が分かった。いろいろなことを書いて整理し、
分析する必要性が分かった」
という感想がありました。

2回目は「しなやかファシリテ―ション」
講師はNPO法人日本ファシリテーション協会フェローの鈴木まり子さんでした。

会議や打ち合わせの場で参加者全員が当事者意識をもって参加するには
どうしたらよいのか、
そのためのファシリテートとは何なのか、どういう効果があるのか・・・等

話し合いにおける進め方のスキルとマインドを教えていただきました。

参加者が日々の会議での困りごとや疑問についても的確に回答していただき、
受講生の不安な顔もだんだんとスッキリ笑顔に。

また自分の中疑問を的確な質問に変える力を身に着けることの大切さを
教えてくださいました。

参加者の感想として
「他人の意見を受け止める考え方は、話し合いだけでなく
日常生活でも使えるなと思いました。」
「ファシリテーターというと難しいイメージがあったが、
1つ1つのスキルをみていくとハードルが下がったように感じる。
部署に一人こういった人がいるだけで雰囲気が変わりそう。」

という声がありました。
この日はバレンタインデー。
休憩時間はチョコなどのお菓子を食べながら交流を深めました。
まり子先生によると、こうした休憩時間での交流も会議の促進には必要とのこと。
学びの多い時間となりました。

さて、最終回の3回目はあいホール職員による
「ジェンダー視点で考えるこれからの自分」です。

ジェンダーギャップ指数2019で153位中121位となった日本を、
政治、経済、健康、教育の4分野から現実を見ていきました。
また子育て中のジェンダーバイアスの影響についてもデータを用いて触れました。

その後は、参加者が持参してきたジェンダーについて気になる記事を取り上げて
現状、原因、解決策を考えるグループワークを行いました。


感想として、
「年代ごとに男女性別概念が違う。少しずつ男女平等に近付いているが、
男性優位社会は根強く残っている。
少しずつ子どもたちの社会が平等になっていってほしい。」
「まだまだ自分の中でジェンダーの刷り込みにきがつけていないところが
あることに気がつきました。」

などといった意見が聞かれました。

今年度のあいホールでの女性人材養成講座はこれで終了ですが、
次年度もはままつ女性スクール(7月予定)、はままつ女性カレッジ
(9月スタート予定)、はままつ女性ラボ(時期未定)は開講します。

ぜひ興味を持っていただいた方、私も一歩を踏み出したい!というかたは、
あいホールの講座に参加してくださいね。お待ちしています。