令和7年度　リプロダクティブ・ヘルス/ライツ公開イベント

令和7年度は、3つのイベントに出展しました。
この公開イベントは気軽に立ち寄れる場でリプロダクティブ・ヘルス/ライツ（性と生殖に関する健康と権利）に関する正しい知識を広くみなさんに知ってもらうことを目的としています。

まずは、4月に行われた杏林堂薬局ベビーフェスタ2025をご紹介します。
多くの方が来場される中、あいホールでは子育て世代の方に向けて「おうちではじめる包括的性教育」をテーマにブース出展をしました。
あいホールブースでは、子ども向けの性教育関連絵本の展示や、性被害防止のための「プライベートゾーンを知ろう」イラストの展示・配布などをしました。
子育て中の方からは「絵本の展示が絵本選びの参考になった」「性教育を何から始めたらいいか分からなかったので参考になった」などの感想をいただきました。

生理に関する公開イベント「生理のこと気軽ni学ぼう」は、6月には開誠館中学校高等学校の真澄祭、11月には静岡文化芸術大学の碧風祭に出展しました。どちらのイベントでも開誠館中学校高等学校の生徒さん有志による「生理を身近にプロジェクト」のみなさんとコラボレーションをさせてもらいました。
今回は、その中から静岡文化芸術大学の碧風祭を紹介します。
あいホールは碧風祭の２日目、１１月３日（月・祝）に出展しました。自分の恋愛の傾向を知る参加型展示の「恋愛キョリ測」や、実際に手にとって見ることができるいろいろな生理用品の展示や、生理や心身の健康に関する図書や資料の展示、ジョイセフ監修のＩＬＡＤＹ.カードの体験コーナーのほか、開誠館中学校高等学校のプロジェクトのみなさんが作成した生理に関する動画の上映、掲示物の展示などをし、多くの方に来場いただきました。
このような公開イベントは、市民のみなさんと直接お話できる貴重な機会となっています。今年度のイベントでも、普段あまり人と話すことのない「性教育」や「生理」について、たくさんの方と対話ができました。

これからもこのような機会を通して、みなさんの声をきき、役に立つ情報を提供していきたいと思います。