令和6年度 はままつ女性スクール「子育てママ対象 どんな私も好き。からだとココロをリフレッシュ!視野が広がる3日間」

開催日・開催時間

1期:6月7日(金)、6月14日(金)、6月21日(金) いずれも10時~12時
2期:7月5日(金)、7月12日(金)、7月19日(金) いずれも10時~12時

対象

子育て中の女性

事業報告

毎年大人気の講座、「はままつ女性スクール」が開催されました。テーマは「子育てママ対象 どんな私も好き。からだとココロをリフレッシュ!視野が広がる3日間」。はままつ女性スクールは、子育て中のママが子どもと離れて、自分のカラダとココロをリフレッシュし、さらに自分の世界を広げる講座です。今年度は、連続3回講座を2回に分けて開催し、多くの子育てママに参加していただくことができました。

 

 

 

 

 

 

 

1回は「カラダもココロもリラックス」。講師は健康運動指導士の小野崎あゆみさんです。まずは、毎日の家事や育児で疲れた体と心をほぐすことから始まり、その後は、生活の中のちょっとしたタイミングでも実践できそうな、家でも簡単にできるエクササイズを教えていただきました。交流タイムでは、参加者が2人組になって相手を紹介する他己紹介で盛り上がり、講師の小野崎さんからは、PTA会長を務められた時の地域の方々との出会いや貴重な体験談をお話ししていただきました。参加者からは「託児があったので、ママ同士で会話できてリフレッシュできました」「家でも簡単にできる内容でとても参考になった、みなさんの様子も知れて楽しく会話できた」などの感想をいただき、初回のよいスタートがきれました。

 

 

 

 

 

第2回は「リフレッシュ読書タイム&交流」。講師は、あいホール図書コンシェルジュの池谷由美子さんです。あいホール図書のブックトークや、読み聞かせを行った後、参加者が自由に読書を楽しみました。「あいホールにこんなに興味深い本があるとは思わなかった」「まとまった時間集中して読むことができた。人によって興味のある本がちがって、それを共有できたのが良かった」など、みなさんがリラックスして自分の時間を楽しみました。

 

 

 

 

 

第3回は「子育て期の防災を考えよう」。前半の講師は、第9期はままつ女性カレッジ修了生の原真理子さん、森島加奈子さん、森幸枝さんです。3人からは、「はままつ女性カレッジ」で2年前に調査した「子育て期の女性の防災」についてと、はままつ女性カレッジでの調査を終えて、今までわずらわしいと思っていた地域の防災に参加するようになったこと、自分の意見を伝えることの大切さについて話されました。

「はままつ女性カレッジ」9期レポート「防災と女性」

https://ai-hall.com/gender/hamamatsu_women_college/

後半の講師は、認定NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴの鈴木里枝子さんです。鈴木さんは、能登半島地震の災害支援の経験の中で、支援に大切なこと、配慮しなければいけないことをお話されました。「支援物資を送る」ということ一つをとっても、被災者のニーズを的確にとらえて、その支援物資を必要としているのは誰で、どこに届けるべきかまで考えて支援することが重要だと話されていたことが大変印象に残りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者からは「物の準備と一緒に心の準備もしておきたいと思った、意見を伝えること聞くこと、どちらもできるように意識したい。」「リアルな災害時の話がとても貴重で参考になりました。」「防災に対して女性目線を大切にすること、備えを子どもと一緒にしてみようと思いました。」「トイレの備えが大切!後、地域のつながりをもっと持たないといけないと思いました。」などの感想をいただきました。

3回の講座で、参加者が子どもと離れてからだと心をリフレッシュし、男女共同参画やジェンダーの視点を通して、自分の世界を広げる有意義な時間を持つことができました。参加者が、はままつ女性スクールで一緒の時間を共有した子育てママ同士の交流を継続し、今後もあいホールの講座やイベントに参加してもらえたら嬉しいです。