男性対象講座「ぼやきたくなるにはワケがある!?~現代社会における男性の”生きづらさ”との向き合い方~」を開催しました

開催日・開催時間

平成30年12月16日(日)14:00~16:00

対象

浜松市在住、在勤の男性

事業報告

 

「男の子なんだから」「男たるもの」「男のくせに」・・・・・。
いつの時代も男性は強くあることを求められ、なかなか弱音を吐けません。
そこで、日本で初めて男性専門相談を開設された濱田智崇先生(京都橘大学健康科学部心理学科准教授 『男』悩みのホットライン代表)
を講師にお迎えし、男性の悩みと社会構造の問題についての理解を深める講座を開催しました。

前半は、濱田先生から、男女共同参画白書などのアンケートや映像資料をもとに、
男性の悩みのタネや生き辛さの社会的背景やそれらとの向き合い方、実践方法について教えていただきました。

男性が生き辛さと向き合うための6つのアドバイス。
①「コントロールは幻想と心得る」
②「ねばならぬ思考」をほぐす
③「感情を軽視しない」
④自分の実感で語ってみる
⑤コミュニケーションは「共有」と心得る
⑥ストレスは無理になくさない

後半はグループで「ぼやきワーク」。各自シートに「ぼやきたくなること」を記入し、
それに対してグループメンバーがねぎらいやはげましの一言を書き、さらにグループで話し合いをしました。

当日参加した14人の男性からは、「悩みがある人が自分だけではないことが分かった」
「女性がクローズアップされやすいけれど、男性も負けず劣らず辛い立場だと気づけた」などの感想をいただきました。

あいホールでは、このような講座の他にも、男性相談員が電話で悩みを聴く「男性の生き方相談」
(毎週木曜、第2、4日曜の18時~20時)を電話:053-412-0352)を行っています。

ぼやきたくなったら、是非、電話してみてください。