2年度「あいホールフォーラム」

開催日・開催時間

開催日・開催時間:日時:令和3年3月14日(日)14:00~15:30

あいホール1階ホール/YouTubeライブ配信

対象

どなたでも

事業報告

令和2年度あいホールフォーラム

「SHELLYトークセッション
 ジェンダー平等からはじめる性教育~私のからだは私のもの~」

開催日・開催時間:日時:令和3年3月14日(日)14:00~15:30

あいホール1階ホール/YouTubeライブ配信

 

今年度のあいホールフォーラムは、ゲストがオンライン参加、
参加者もあいホールでの参加とYouTubeLiveでの参加と複数選べる
ハイブリットイベントとなりました。

 

今年のテーマは「性教育」
性教育については、寝た子を起こすなという意見や、教育の前に
健全な関係をという意見もありますが、私達は自分のカラダについて
正しい知識を持つことが、自分も相手も尊重でき、自分らしい選択に
繋がると考えています。

そんな思いを持ったこのフォーラム。

今回はジェンダーや性教育に関して積極的に発信されているタレントの
SHELLYさんにオンラインで出演いただき、学校現場で
性教育の出張講座を行っている一般社団法人おもしろ健康教育研究所の
伊藤さん、高橋さん、司会進行にフリーアナウンサーの原田裕見子さんを
あいホールにお迎えして開催しました。

また今回は、参加申し込み時に【現在の日本の性教育に関して
思っていること】、【登壇者への質問】を募ったところ、
100件以上のコメントが寄せられました。ありがとうございます。
皆さんの中で関心の高さが窺えて、このテーマを取り上げて良かった!と
思いました。

詳細はぜひ現在アーカイブ中の動画でご覧いただけたらと
思いますが、
フォーラムの様子を少しだけご紹介します。

第1部はタレントのSHELLYさんにジェンダーの問題について
感じていること、性に関することを積極的に発信している思い、
ご自身の子育ての中で意識していることなどをお話していただきました。

子どもへの性教育を「寝た子を起こす」というタブー視する見方に
対しては、「誰も寝ていない。寝たふりをしているだけ、寝ている子なんて
いない」と話されていて、
「寝たふりをしている状態で「寝ているな、安心だ」と親として
目をつぶっていくのか、また社会としても目をつぶっていくのか。
それともしっかりその子を守るために伝えていくのか・・・」
と話され、昔のドラマからの例えとして、
「プールに入ってはいけないと言っても、絶対入る子がいる。
だから入り方を教えなくてはならない。これが大事。
まずは自分の命を大切に、でプールに入ってはいけないはいいが、
泳ぎ方を教えないで、きっとプールに入らないだろうと信じていても、
落ちてしまうこともある。」と話し、知識を伝えていくことの大切さを
お話されました。

他にも子育てに関することや、参加者からの質問についても
お答えいただき・・・
時間が足りないくらいでしたが、次の第2部セッションに・・・。

第2部では、はじめにおもしろ健康教育研究所さんによる活動紹介と

性教育講座のデモンストレーションがありました。

左から、おもしろ健康教育研究所の 高橋さんと伊藤さんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

デモンストレーションでは、いつものDJSawacoが登場!

 

 

 

 

 

 

 

 

おもしろ健康教育研究所さんは、健康教育の専門家として
全国で認知症から子育ての話までどんな世代も対象に、
幅広く健康のお話をされているそうです。

その健康教育の1つとして性教育を位置づけられて講座を展開されています。
性教育は、健康のために当たり前に知っておくことであるからだそうです。
そして大切にしている言葉として、
「知らないことには思いやれない」

誰もが知っていて当たり前のことを伝える。考えるきかっけとする。
一緒に学ぶ仲間を繋ぐことが役割だと考えているそうです。

おもしろ健康教育研究所さんの中学生対象の性教育講座の
デモンストレーションを見たSHELLYさんの感想は
「めちゃめちゃ面白い。最高でした!」とのこと。

参加者からも「おもけんさんの話は思春期の子ども達もすっと入っていけると
感じました。」との声もありました。

その後はSHELLYさん、おもけんさん、原田さんで、
これからの性教育のあり方、そしてコミュニケーションの重要性などに
ついて語られました。

気づけば終了時間とあっという間の1時間半でした。

4月10日まではアーカイブ配信も実施していますので、
是非、動画をご覧ください。

あいホールフォーラムLive配信画面 

(感想もお待ちしています)

これからもあいホールは性と生殖に関する健康と権利
(リプロダクティブヘルス/ライツ)」関する取り組みを継続し、
ジェンダー平等を推進していきます。