令和4年度「はままつ女性スクール 私をアップデート!子育てママのための4回講座」

開催日・開催時間

令和4年 6月3日(金)、6月10日(金)、6月17日(金)、6月24日(金)いずれも10:00~12:00

対象

子育て中の女性(市内在住・在勤)

事業報告

今年度も子育て中の女性のための講座「はままつ女性スクール」が開講しました。
全4回の講座を通して、託児を利用し体操や読書でリフレッシュをし、防災について学んだり、将来のライフプランを考えたり、自分のための時間を過ごしました。

第1回は「カラダほぐしでリラックス」と題し、健康運動指導士の小野崎あゆみさんを講師に迎え、自分のココロとカラダに向き合いました。妊娠、出産を経た育児中の女性の心身への負担は思った以上に大きく、イライラや不安、腰痛などのトラブルに見舞われがちです。小野崎さんからは、日常生活の中で気軽にできるセルフケアを教えていただいたので、毎日の生活に取り入れられそうです。受講生からは「大人との交流が久しぶりで新鮮でした。身体の知識も増え、前向きな意欲につながりました」などの感想をいただきました。

 

 

 

 

 

第2回はあいホール図書コンシェルジュ池谷由美子さんによる「リフレッシュ読書タイム&交流」です。池谷さんからは育児中の女性におすすめの本が紹介され、それぞれに自分の好きな本を手に取りゆっくりと読書を楽しみました。受講生同士で自分の読んだ本を互いに紹介しあい、質問をしたり感想を話しあったりしながら交流を楽しみました。受講生からは「交流も楽しく有意義な時間でした。ジェンダーバイアスが無意識に染みついていることに気づき、今後のあり方についても考えるきっかけになりました」などの声がありました。講座の最後では池谷さんから子育て中の女性に贈る詩の朗読があり、みなさんそれぞれに感じることがあったのではないでしょうか。

第3回「子育て世代のためになる防災のはなし」では、防災について学びました。講師は認定NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ理事長の原田博子さんです。もしも、予期せず大地震や大雨などの災害に見舞われてしまったら…そんな「もしも」の時に備えて子育て世代が知っておきたいこと、日ごろから備えておくとよい防災用品などについて教えていただきました。受講生からは「実際の話からだったのでとても具体的でよかった。帰ってから防災リュックを見直したい」「子どもが産まれて防災意識が高まったように思っていましたが、全く備蓄が足りていないことを反省しました」などの感想をいただきました。受講をきっかけに、受講生のみなさんの防災への関心がいっそう高まったようです。

はままつ女性スクールを締めくくる第4回は、NPO法人浜松男女共同参画推進協会の道喜道恵理事長による「これからの自分を考えよう」です。育児中の女性は毎日に追われ、自分のことは後回しになりがちです。この講座では家族を含めた自分のライフプランをイメージし、これからの自分の生き方について考えました。「子育てに追われ漠然と過ごしてしまっていた中、講座では自身の年齢のことや、今後かかるお金についてなど、ハッとさせられました。また、自分は今後どうなっていきたいのかを見つめ直すきっかけとなりました」「ひとつひとつの言葉にパワーがあってすごい刺激になりました!」などの感想が寄せられました。一人一人が将来の目標を書き込んだ紙に、お互いに励ましの言葉を書き込みました。受講生の皆さんの数年後が楽しみです。

受講生の中から、続くステップアップ講座「はままつ女性カレッジ」に進む方もいらっしゃいます。あいホールでは引き続き、学びや交流を通して女性たちを応援していきます。