おしゃべり読書カフェ第4回 報告

事業報告

1月20日(土)13:30~15:00におしゃべり読書カフェを開催しました。

テーマ本は、2017年年間ベストセラーの九十歳。何がめでたい」(著者:佐藤愛子)で
テーマは「老後のくらし」について語り合いました。

 

今回は、13名と多くの方にご参加いただきました。

ご参加の方の年代も20代から70代以上の方と幅広い世代にご参加いただき、世代を超えた意見交換の場を持つことができました。

 

同じエッセイの感想でも、著者の意見に同意できる方もいたし、逆の意見を述べる方もいて、同じ文章でも感じることは人それぞれなのだと、あらためて感じる場面がありました。また、トイレ事情の話題では、昔のトイレを知らない若い世代に、年配の方が教える場面もあり、世代ギャップを楽しみにできる場面もありました。

 

また、著書の中で、最後の長編小説(「晩鐘」)を書き上げてから、「のんびり」の生活に入ってみたところ、ウツ病になりかけていたが、このエッセイをスタートしたところ、老人性ウツ病から抜き出ていたという文章がありました。このエピソードからも、「もうこの年齢だから無理」というけれど、人生がこれだけ長ければ、いくつになってもチャレンジできるのでは、という話になり、年齢関係なく、やりたいことをやる、という気持ちが元気で生きる秘訣では、と結論つけられました。

 

アンケートの感想でも「いろんな人の人生観を知れたことが良かった」「普段交流のない年代の方とお話できて楽しいです」と多世代での交流を楽しんでいただけました。