「被災からの生活再建 日ごろの備えが暮らしを守る」 実施報告

開催日・開催時間

令和2年2月9日(日)10:00~12:00

対象

市民一般

多くの被災地で支援活動されている、弁護士・防災士の永野海さんを講師にお迎えし、

防災講座「被災からの生活再建 日ごろの備えが暮らしを守る」を開催しました。

 

永野さんがこの分野に取り組むきっかけとなったのは、1つの新聞記事。

活用できる制度を知らなかったために、生活再建がうまくいかなかった東日本大震災の被災女性。

制度を知っていれば、安心安全な生活を取り戻すことができた、病気にもならずに済んだ・・・。

このケースから、被災直後は的確な情報収集や冷静な判断がいかに難しいか、

事前の知識や備えがいかに重要であるかを理解することができました。

また、被災地では建設コストが高騰し、建設業者の質が不安定になること、

住宅の建て直しには大変な時間がかかることなどをあらためて知りました。

 

後半はグループワークです。

使ったのは「被災者生活再建カード」。

被災後の生活再建を具体的に考えるためのツールとして講師が考案し、

支援制度やその活用、また、支援活動に必要な視点を学べるツールです。

被災直後、数か月後、その先の3段階に分けて、仮設住宅や義援金、支援金、貸付制度などを活用しながら、

どのような道のりで暮らしを立て直すのかを、グループワークで考えました。

 

支援される人の立場に立ち、その人が何を大切にするのか、

どのような価値観を持っているのかを想像しながら見極め、選択することを体験しました。

 

参加者の満足度は高く、

・とても分かりやすく知識がついた。

・今までは避難所生活や被災直後の対応ばかりを考えていた。被災後の生活再建を考える大切さに気付いた。

・自主防災活動に活かしたい。

などの感想も寄せられました。

 

受講者の皆さんには、ぜひ、家庭での備えはもちろん、地域での支え合いに活かしていただきたいと思います!